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箱ポケット考察 その2 クルールさんの箱ポケット
2017/05/22
型紙ショップのクルールさんのステンカラーのコートの型紙を購入しました。
レシピ、ぱっと見、よくわからなくて、長いことスルーしておりました。
(箱ポケットは勝手に自分の縫い方で縫ってました。)
で、今回、わからないままにしていちゃダメだ!
と思いつき、レシピとじっくり向き合ってみることにしました。
クルールさんの箱ポケットの型紙は、こうです。
だけど、私のいつもの縫い方だと、口布部分がいらないので、口布部分をいつも、折って使っていました。
今回は、クルールさんの言う通りに縫ってみます。
箱ポケットの構造を頭の中で思い浮かべながら、レシピをじっくりみます。
じ~~~~~!
ん?
ん?ここが、こうなっている、ということは、
こっちが脇だよね? (こっちは脇ではありませんでした。)
ってことは、口布のむき、これ、違くない? (クルールさんのレシピであってます!)
ん?ん?ん?
レシピ通りに、ちゃんと縫ってみよ~と思っていたのに、しょっぱなから出鼻をくじかれる。
ポケットって、脇から手をいれるじゃない? 脇に手のイラストを描いてみました。
こっちが脇。 (裾をカットするところが、そもそも脇じゃない!!そこに気づけ、私!)
だったら、口布の向こう布の向きは、絶対にこっちが正しいはず。
なので、自分を信じて、こっち向きで作ってみます。(はい、私が脇と前中心を勘違いしていただけです。)
あ。なんだ。
そういうことか。
簡単なことじゃん。
いつも私が縫っているやり方と同じだ。
これ、口布の部分、片方の向こう布が大きいだけだ。
私がいつも縫っている縫い方だと、裏側がこう。
それだと、口布つけ位置(四角く印がついているところ、実際には、接着芯が貼ってある)
の接着芯が見えてしまって、仕上がりが美しくないから、この、口布部分を覆う意味で、
2枚あるウチの一枚の袋布が口布部分、大きくなっているんだ!!!
なるほど。なるほど。
クルールさんの箱ポケットのやり方、よーくわかりました。
(最初の口布の付け方が逆じゃないかとは思うけど。)
口布部分が大きいだけで、結局は、私がいつも縫っている縫い方と
ほぼ同じということがわかりました~~~。
裏地を付けない場合には、接着芯貼ったところが見えないこっちのやり方がいいかもね!!
ひとつ、お勉強になりました。
楽しいよ!
他のやり方も早く縫ってみたくてしょうがない。
読者様に指摘されて、やっとこさ、気が付きました。
こっちは、脇じゃない!こっちが前中心!!!!
ってことは、クルールさんのレシピも間違っていないし、私も脇と前中心と勘違いしていたけど、
私のやり方もクルールさんのと、ほとんど同じということが判明しました。
なんて早とちりなんだ、私。
クルールさんにお問合せしなくてよかった~~~。