共布ループの作り方 ループターナーの使い方
2018/05/18
共布でループを作る方法です。
共布ループ。可愛いですよね。
共布ループはバイヤス地で作ります。
写真のように、地の目に対してナナメ45度に、2~3センチ×6~7センチの長方形を裁断します。
6~7センチと書きましたが、ループを沢山つくるときは、それなりにもっと長くするとか調整してください。
ここの大きさは、洋裁本や型紙などで、指定があるかもしれませんね。
ここの大きさは、適当で大丈夫です。
カットします。
地の目はバイヤスになっていますよ。
アイロンで半分に折ります。
2~3ミリのところを縫います。
・・・・って洋裁本などに書いてあるかもしれませんが、
こんな感じで、上のほうだけ、少し5ミリくらいのところを縫って、だんだん2~3ミリのところを縫うようにすると
あとで、ループを返すときにラクです。
あ、あと、ここの縫い目はいつもよりもちょっと細かい縫い目にしたほうがいいです。
あと、ここ、バイヤスになっているので、縫うときに気持ち、ひっぱり目にして縫うほうがいいかも。
ひっくり返すときに、縫い代が多いとジャマになって返しにくくなるので、余分な縫い代をカットします。
さて。ループターナーの出番です。ループ返しともいいますね。
こちらは、キヨハラさん(メーカー)のものです。
27センチと18センチの2本組で840円でした。
こんなヤツです。
ループの長さによって、使い分けてください。
先端はこんな感じになっていて、上側のひらがなの「つ」みたいに見えるところは、固定していますが、
下側の爪は稼働式です。
ほら。下の爪は動きますよ。
さっき共布で作っておいたループをひっくり返します。
5ミリで縫った方が上になります。
2~3ミリで縫った方から、ループ返しを入れます。
このとき、「爪」は下側に開いたまま入れてください。
ループ返しをここまでだしたら、親指の爪で、ループ返しの爪の先をぎゅっとやっていますよ。
で、そのまま、ループ返しの爪を布からグイっとだします。
グイっと、爪をだします。
ここをすっ飛ばしてるひとが結構いるみたいですが、
袋の裏にもちゃんと書いてありますよ~~!
そしたら、シュルシュルっと、ひもをひっくり返していきます。
指先のうるおいが足りないと難しいので、指先をペロッとなめて。
にゅるにゅるっと、しゅるしゅるっと、少しずつだしていきます。
お!端っこがでてきた。ここまでくればしめたもの。
あとちょっと!
出来ました~。
こんな風に輪にしてくるみボタンとめたりしたら、子供服は可愛いねぇ~。
ちなみに、
これは、コットンでやったので、大丈夫でしたが、もっと薄い生地やテロンテロンの生地だと、そもそも
こんな風にバイヤスに断つのも難しいですし、それを半分に折ってアイロンをかけるのもやりにくいです。
そして、そのあと、2~3ミリで縫うのも大変です。
なので・・・
余ってる布のどこかでバイアスに追ってアイロンをかけて、
わになってるところから2~3ミリのところを縫って(縫い始めは5ミリくらいでね)
それからカットしても、最終的には、このカタチになればいいわけなので。
なので、わざわざ、「長方形のバイアスに裁断」なんて面倒なことはしなくてもいいですよ~。
ループ返しを持っていないときはどうすればいいの?
そんな時には、別の方法もありますよ~。
ループ返しを持っていないけど、共布ループを作りたい場合のやり方は、
別記事にて紹介しますね。
しばしお待ちを~。