バイヤステープをキレイにつける方法
2017/04/03
バイアステープにも、色んな種類がありますが大きくわけて、このふたつ。
写真上の三つ折りになっているものと、
写真下の四つ折りになっているもの。
四つ折りになっている方がテープ巾が広いです。
主な使われ方としては、
三つ折り・・・・見返し的につかう
四つ折り・・・・縁取りに使う
という感じ。
今回は、四つ折りになっている方のバイヤステープで
カーブ部分をキレイに縁取りするちょっとしたこつを紹介します。
ちょっとしたコツ。
それは・・・・・。
くせとりをする。 です。
くせとりというのは、アイロンワークのことなのですが、
ズボンなんか、平面な型紙をより立体的にするために、アイロン技術を駆使して、ふくらみを持たせるような手法があるのですが、それを「くせとり」といいます。
そんな難しいことじゃなくて、なんとなく、出来上がりにちかい感じにアイロンでくせをつける、
くらいに考えてください。
今回は、スタイのカーブ部分に、バイヤステープで縁取りをするという設定で、
くせとりをしたモノ、しないモノで、比較してみようと思います。
じゃ~ん。くせとりしてみました。
これだけ!!
バイヤステープをアイロンで、ちょっと丸くなるように「くせとり」しました。
ちなみに、こちらは、くせとりをしないまま、バイヤステープをつけたもの。
テープ部分が浮き上がってしまっているのが、わかりますか?
別角度から。(あんまり変わってない?)
テープ部分がちょっと立ち上がってしまっているというか・・・。
さらに、バイアス部分がうねうねと波打っています。
さて。今度は、
こんな風に、あらかじめくせとりをしたバイアステープをつけてみますね。
ほら。波打ってないでしょ?
(わかりにくいかな~(^^;)
2枚重ねて比較してみます。
下のほうが、くせとりしないまま、テープをつけたもの。
上に重ねてる方が、くせとりをしてから、テープをつけたものです。
くせとりをした方が、テープがキレイにつくの、わかりますか?
もちろん、くせとりをしないまま、バイアステープをつけて、あとでアイロンで形を整えても、
ある程度は、キレイに収まりますが、やっぱり、先にバイアステープにくせとりをしておいたものの方が
仕上がりはキレイです。
ほんのちょっとの手間ですが、仕上がりにこだわりたい方は、ぜひやってみてね。