バイアステープ 「三つ折り」と「四つ折り」
バイアステープをキレイにつける方法
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でバイアステープには、大きくわけて、三つ折りのものと、四つ折りのものがあります、と書きました。
三つ折りの物は、主に見返し的に使い、
四つ折りの物は、縁取りに使います。
今回は、この、見返し的な使いかたと縁取りの使い方について解説したいと思います。
四つ折りの物と三つ折りのものの断面図です。
写真右が三つ折り、写真左が四つ折りです。
四つ折りのものは、このように、「縁取り」的に使うことが多いです。
布端をバイアステープでくるむように縫い付けます。
なので、この場合、縫い代は「つけません」
そして、表側にも、裏側にも、バイアステープが見えます。
なので、バイアステープを目立たせたくない場合は共布でバイアステープを作ったり、似た色味のバイアステープを使ったりします。
さて。
「見返し的につける」方法。
図でいうと、こんな感じです。
テープ部分は、裏側にきますので、「裏バイアス」なんて
いうこともあります。
なので、この場合は、バイアステープの「折られている巾」だけ
縫い代が必要です。(5ミリくらい)
こんな感じ。
バイアステープは裏側にきて、縫い代が必要になります。
表側には、ミシンステッチが1本入ります。
「バイアステープ」と言っても、
どのタイプのバイアステープで、どんな始末をするのかによっても、
縫い代の付け方も、縫い方も、テープの見え方も変わってきますので、
縫い始める前に、出来上がりをイメージしてから作業を進めることをお勧めします。