ミシンのこの「ダイアル」って何ですか?
2017/01/15
職業用ミシンのこの部分。
これです。
このダイアル。
これって、何のダイアルかわかりますか?
これにもある。
このダイアルを回すと、ここ、この赤い○のところに反映されます。
どっちかに思いっきり回すと、このメモリが「つよい」になります。
逆にまわすと、このメモリは「よわい」になります。
これは、何かというと、
これ。このマークがヒントです。
(このマークが書いていない機種もあります。)
これは、「おさえの圧」を強くしたり、弱くしたりの「ダイアル」です。
このメモリが「つよい」になっているときと、「よわい」になっている時、
それぞれ、「おさえ」をあげてみてください。
「つよい」ときは、おさえが重く、力をいれないと上がりませんね。
「よわい」ときは、おさえが軽く、簡単におさえが上がりますね。
なので、このダイアルは、「おさえの圧を調整するダイアル」です。
おさえの圧がつよいとか、軽いとかって、どういうことかというと、
例えば、ふわふわのタオルを何枚か重ねて、厚み0.5センチと
しっかり目のデニムを重ねて厚み0.5センチ。
しっかり押さえたいので、「おさえの圧を強くしたい」ので、つまみを「つよい」にしてみます。
すると、しっかり目のデニムのほうは、しっかり押さえられて、いい具合に縫えます。
・・・・が、ふわふわのタオルを何枚か重ねたものに圧をつよくしたおさえを下げると・・・・。
タオルにおさえが沈んでしまって、うまく進んでくれません。
逆に、うすでの布を縫うときには、圧を弱くしたりします。
こんな風に、縫う素材や厚みによって調整するダイアルですが、
基本的には、いじらないで、常に「普通」にしておけば大丈夫です。