きちんとシルエットのワンピース
きちんとシルエットのワンピース
ブティック社
2016年3月30日 発行
定価 972円(税別)
お。これを書いていて初めて気が付きましたが、この本は、ブティック社がだしているもので、どなたかソーイングデザイナイーの方がだしている訳ではないのですね。
概ね、出版社が出しているソーイング本は、デザイナーさんが著書のものより、本のお値段が安いようです。
(当たり前ですかね)
数年前にハンドメイド界で流行った、「いかにも手作りです!」風の ダボダボワンピースに対抗するかのような
「きちんとシルエット」
色んなソーイング関係のブログをみると、この手のデザインをみなさん待ち望んでいたようですね。
表紙にもあったこのワンピース。わたしは個人的にこのタイプが好きだな。
今年の夏に縫ったこのワンピースにちょっとカタチが似てる。
スカートのフレア具合とギャザー分量が違うけど。
デニムのこの定番ワンピースもいいですね。
「きちんとシルエット」というだけあって、全体的にフィット&フレアなシルエットが多い印象。
フィット&フレアなシルエットが苦手な方には、大人っぽいコクーンなワンピースもすてき。
ただ、この本でちょっと気になったのは、縫う順番。
縫い物って、どれが正解ってことはないし、いろんな縫い方があって当然だけど。
上下を別々に縫って、あとで、縫い合わせるというのは、どう考えても縫いにくいのではないかと。
(いや、もちろん、個人的な意見ですが)
そしてこの本によると、ワンピースをほぼほぼ縫いあげてから、最後の最後に背中のコンシールファスナーつけ。
ええ~。それも縫いにくそう~。
私はファスナーは、かなり早い段階でつけるんだけどな・・・・。
でもまあ、全体的にすてきなデザインのワンピースばかりでしたし、例えば、丈をヒップラインくらいまで短くすれば、ブラウスとしても着れそうなものもあったりで、とてもステキな1冊です。
SMLの3サイズの実物大の型紙がついているのも嬉しいですね。